53 品川宿 (東京都品川区)
2018/09/11 124日目
川崎-品川間
・鈴ヶ森刑場跡
言わずと知れた刑場。
ここで処刑された人数は、はっきりした記録はないが220年の間に10万人とも20万人とも。
東海道もここから先はお江戸であり「お前ら、江戸で変な事しよったらどうなるか、わかっとるんやろなぁ。」という警告でもある。
・品川宿本陣跡
ここで124日目終了
歩行距離 16.30km
累計 2652.24km
2018/09/12 125日目
・海蔵寺
品川にあった溜牢で獄死した人。 鈴ヶ森で処刑された人。 遊女、溺死者、横死者、轢死者、関東大震災で亡くなった方。
あらゆる引き取り手のない無縁仏の供養を行ってきたため、通称・投込寺と呼ばれる。
・善福寺
かなり痛んでいるが、鏝絵(漆喰彫刻)見られるお寺。
作者は伊豆長八という幕末・明治期の名人とのこと。
古い鏝絵は震災や戦争で多くが失われているらしい。
痛んではいても、迫力ある顔してるなぁ~。
・願行寺 しばり地蔵
縄で縛って願掛けするお地蔵さんなんですが、もう一つ願掛け方法がある。
それは『地蔵の首を持ち帰る』
願いが叶ったら二つにしてお返しする。実際に首は取れます。
持って帰るのも、石屋に『地蔵の首だけ売って下さい』というのもハードル高いな!
・荏原神社
海中から出現した神面を御輿につけ海に入る、天王祭(かっぱ祭り)が行われる神社。
で、その神面。地元の方によると『肉付き面』だったという話が昔は語られていたが、最近はその部分がすっかり語られないらしい。
私としては、その部分は削らないでほしい…
・八ツ山橋
昔、呉爾羅という怪物が東京を襲った際はじめに壊された建造物といわれている。
呉爾羅に関する伝説は多く伝わっているが、それぞれ同じ怪物なのか別の怪物なのかの判断が難しい場合もある。
最近の研究では「この辺りまで進んできたが、ここから一旦海に帰っていった」とする説もある。理由は、冷えてなかったから。
ここで125日目終了
歩行距離 14.33km
累計 2666.57km
2018/09/13 126日目
・ゆうれい地蔵
子育て地蔵で飴買い幽霊の話も伝わっているらしいが、今にも消え入りそうなそのお姿から『ゆうれい地蔵』と呼ばれている。
川崎の『塩どけ地蔵』さんにどことなく似てらっしゃるような… ひょっとして、ご兄弟?
川崎での怪談蒐集クリア
ここで126日目終了
歩行距離 18.73km
累計 2685.30km